2025.09.29

中古リノベで「親から子へ受け継ぐ家」づくりを考える

「親から受け継いだ家をどうするか」。これは、多くのご家庭で必ず直面するテーマです。

築年数が経った家は老朽化が進み、設備や性能が不足していることも多いため、「建て替え」か「解体」かという選択に迫られることも少なくありません。

しかし、思い出の詰まった家をただ壊してしまうのはもったいないもの。最近では、中古住宅をリノベーションして“親から子へ受け継ぐ家”として再生させるケースが増えています。

この記事では、「家をつなぐ」という視点で、中古リノベの魅力や注意点、熊本での事例やポイントについてご紹介します。

1. 思い出と機能性を両立するリノベーション

親世代が建てた家には、家族の記憶が刻まれています。縁側で夏を過ごした思い出や、正月に親戚が集まった和室…。こうした場所を活かしながら、水回りや耐震・断熱など現代の暮らしに必要な性能を加えるのがリノベーションの魅力です。

例えば、柱や梁など家の「骨格」はそのまま残しつつ、内装や間取りを大胆に変えることで、“新しいけれど懐かしい家”をつくることができます。単なる修繕ではなく「記憶と暮らしを未来につなぐ改修」と考えると、リノベーションは大きな価値を持つのです。

2.建て替えではなくリノベを選ぶメリット

築40年以上の家を前にすると、多くの方が建て替えを検討されます。ただ、リノベを選ぶメリットも少なくありません。

  • コストの削減:建て替えよりも費用が抑えられるケースが多い
  • 思い出の継承:家族の歴史が残る構造や意匠を活かせる
  • 固定資産税の軽減:登記上「改築」となれば税負担が抑えられる場合も
  • 環境への配慮:解体で出る廃材を最小限にし、サステナブルな選択に

単に「古いから壊す」ではなく、家族の物語を未来へ引き継ぐ手段としてリノベーションを考えるご家庭が増えているのも納得です。

3.親子で話し合いたい“受け継ぐ家”の条件

一方で、すべての家がリノベに向いているとは限りません。

  • 耐震性:熊本地震の経験からも耐震基準は最優先事項
  • 立地や利便性:子世代の暮らしに合う環境かどうか
  • 広さや間取り:将来の家族構成に合わせて調整可能か
  • 維持費:光熱費や修繕費を含めて長期的に安心か

このあたりを、親子で率直に話し合うことが大切です。「ここは残したい」「ここは変えたい」という希望を共有することで、世代を超えて愛される家になります。

4.熊本での事例:古き良きを活かした住まい

熊本では、木造住宅を受け継ぐ事例が多く見られます。たとえば築45年の平屋をリノベしたご家庭では、黒光りした梁や土間を残しつつ、最新の断熱材や耐震補強を施しました。結果、光熱費を抑えながら快適に暮らせる“新旧融合の家”が完成しました。

また、和室を減らして広いLDKにし、家族が集まる空間を中心にした間取りへ変更したケースもあります。古き良きを残しつつ、現代のライフスタイルに合わせる工夫こそ、リノベの大きな魅力です。

5.リノベ不動産熊本中央店のご提案

私たちは、単なる住宅改修ではなく「家族の未来をデザインする」視点からリノベーションをサポートしています。

  • 建築士による耐震・断熱診断
  • 親世代・子世代それぞれへのヒアリング
  • コストと性能を両立するプラン提案

特に熊本では、地震への備えや夏の蒸し暑さ対策が欠かせません。地域特性に合わせたリノベ提案ができるのが、地元密着の強みです。

まとめ

「親から子へ受け継ぐ家」は、単なる不動産ではなく“家族の物語を未来へつなぐ資産”です。建て替えか解体かで迷ったときこそ、リノベーションという第三の選択肢を考えてみてください。

リノベ不動産熊本中央店では、親子の想いを大切にしながら最適なプランを一緒に考えます。

「我が家も受け継げるのだろうか?」と感じられた方は、ぜひお気軽にご相談ください。
 

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